地獄って案外近くにあるんだよね 番外編
知ってる方も多いと思いますが、カナダの教科書、超分厚いんです。なんか、辞書なみに・・・・。
その分厚差の理由なんですが、
理科で言うと、教科書と資料集が合わさったような感じで、
こっちの理科は理科の原理に付け加え、それをどう社会で使っていくかってところに焦点を置いてるっぽいです。(あくまで僕の見た感じ)
だから、日本の理科の内容に加えて、農薬の話だとか、動物保護のの話だとか、もっと社会と関わったような話題がたくさんでてきます。
ってようは、教科書分厚いって言いたかっただけで、
本題はここから。
実は、カルガリーの8年生は社会で日本のことを勉強するんです。(どこの中学もやってるとは限りませんが)
で、いつもは理科室に引きこもっているんですが、
僕は日本人ということで、、社会の先生に招待されて、ゲストで社会の授業を見に行ってきたんです。
初めに、こんなこと勉強してるんですよーって、教科書渡されたんですが、
見て、びっくり・・・・8年生の社会の教科書・・・。
理科と同様500ページはある分厚い本に大きく分けて内容が3つ・・・。
ヨーロッパ・ルネッサンス、スペインとインカ帝国、そして日本。
えーーーーーーーーーーーーー。
どういう組み合わせ?
しかもその日本の部分だけで、教科書の三分の一すなわち150ページくらいあるんですけど!!!
内容は、織田信長のあたりから明治維新まで。
その300年の内容に150ページもあるから、
内容がおっそろしく細かい!!!!!!!!!!!!!!!!
たまたま僕が見た日の内容は、
徳川斉昭が何したかとか、井伊直弼が何したかとか勉強してましたよ。
ぶっちゃけ、徳川斉昭って誰?
これ、僕にふられても困るんですけど・・・・
(高校で世界史と地理取ったんで、僕の日本史の知識は日本の中学生並みですから・・・)
他にも板垣退助の写真、岩倉使節団などの写真・・・・
挙句の果ては、薩摩藩の女性達の一揆の絵(僕も初めて見る絵)・・・
えーーーーーーーーーーーーーー
カナダ人、こんなに日本のこと勉強してるのーーーーーー!!!!!
しかも、日本人なら誰でも知ってると思ってるよぉーーー。
日本の鎖国が与えてた影響とか聞かれても、ムリムリ!
そんなのサラサラ言えないし! なんか、いつのまにか質問タイムのような雰囲気になってるし・・・・毎回、なんか聞かれるたびにドキドキするんですけど・・・・
ヤバイ!この教室にいたらヤバイ!
ばれる、アホなのがばれてしまう・・・・。
ということで、一回目はなんとか乗り切ったのですが、
2回目からは、誘われても無理やり理由をこじつけて、
断り続けてます・・・・。
教訓、
渡る世間は地獄ばかり・・・・。